オールウィン 岐阜本社 工場案内
オールウィンでは裁断から出荷まで一貫生産をしています。
生産の流れに沿って岐阜本社工場の衣料品部門をご紹介します。
裁断/CUTTING
ものづくり補助金(平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金)
において、弊社の事業計画が採択され、(株)島精機製作所様のCAM(自動裁断機)を導入しました。
またそれに伴い、自動延反機も導入しました。
小ロットから大ロット、柄合わせまで、サンプル裁断では裁ちバサミを使って丁寧に、
量産裁断では丁寧かつクイックに裁断しています。
自動裁断機を合わせて、豊岡工場を含め量産用裁断台を3台保有しています。
縫製/SEWING
オールウィンでは創業時より一貫して立ちミシンでの縫製を行っております。
立ちミシンにすることにより、複数の工程を行いやすい生産環境となるだけでなく、
スペースの確保・高さ調節をすることによりオペレーターにとって最適な環境をつくることができるため、ムリ・ムラ・ムダのない生産が可能となります。
一見立ちっぱなしで疲労が溜まるイメージがありますが、
実は長時間座り俯いた体制が続く座りミシンに比べ、肩や腰の痛みは軽減されています。
特殊ミシン設備ももちろんあります。
ロックミシン各種・菊穴ミシン・メローミシン・ジグザグミシンなど、
様々なアイテムやデザインに対応できる設備が整っています。
後工程・まとめ/POST-PROCESS・HAND STITCH
後工程やまとめ作業も、もちろん社内で行っています。
・シャツ穴(ネムリ)
・各種穴かがり
・カンドメ(カンヌキ)
・釦付け(手付け・機械付け)
・ハトメカン
・ドット釦(モリト・YKK・カジテック)
全て社内で加工しています。
手付け釦やまつり、ループつけなどの技術も全てのオペレーターが有しています。
検針/NEEDLE DETECTION
オールウィンでは、国内工場・海外工場問わず、針管理を怠ることは一切ありません。
生産過程で針が折れた場合には、1mm残らず探し出し、管理ノートへ貼り付け・詳細記入をし、針交換後の在庫の針の本数まで徹底管理をしています。
そして、作業中の商品を検針機に通し、異常がなければ作業再開となります。
縫い上げ後の検針・出荷前検針を必ず行い、安全安心なものづくりを徹底しています。
プレス仕上げ/PRESS
プレスとは洋服のお化粧です。
せっかく綺麗に縫い上げても、プレスの質が悪いと洋服の印象も悪くなってしまいます。
オールウィンでは中間アイロン台とは別にプレス用アイロン台を8台保有しており、
国内縫製品やセブ工場からの縫製品だけでなく、プレス・出荷のデリバリー業務も行っているため、プレス工場さんにも引けを取らない技術とスピードを有しています。
また、BOXプレス機や人体プレス機の設備もあるため、アイテム・素材に合わせた仕上げが可能です。
検品・出荷/INSPECTION・DELIVERY
プレス後の商品は2階のストックヤードに上げ、1枚1枚丁寧に検品作業をします。
万が一、不良箇所が見つかればすぐに修理をしてA品に格上げしており、
社内全体でB品率0%を目指しています。
そして出荷日、商品はトロリーにかけ1階へと降ろされ、綺麗なハンガー状態のままお客様の元へと出荷されます。
車両シート・生活雑貨 ライン
車両シート部門、生活雑貨部門は、豊岡工場で生産しています。
車両シート及び、生活雑貨品の生産では、アパレルで使用するミシンとは異なった総合送りミシンを使用するため、
オペレーターも含め、アパレルラインとは完全に分け、独立したラインとなっています。
日々の目標・実績を明確にデータ化し、生産効率を常に高めるべく生産しています。
年に2度ある監査も毎回合格をいただいています。