生産技術

オールウィンでは裁断から出荷まで一貫生産をしています。

生産の流れに沿って岐阜本社工場をご紹介します。

■裁断/CUTTING

ものづくり補助金(平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金)

において、弊社の事業計画が採択され、(株)島精機製作所様のCAM(自動裁断機)を導入しました。

またそれに伴い、自動延反機も導入しました。

小ロットから大ロット、柄合わせまで丁寧かつクイックに裁断しています。

自動裁断機を合わせて、豊岡工場を含め量産用裁断台を3台保有しています。

■縫製/SEWING

オールウィンでは創業時より一貫して立ちミシンでの縫製を行っております。

立ちミシンにすることにより、複数の工程を行いやすい生産環境となるだけでなく、スペースの確保や高さ調節ができるためオペレーターにとって最適な環境をつくることができ、ムリ・ムラ・ムダのない生産が可能となります。

一見立ちっぱなしで疲労が溜まるイメージがありますが、実は長時間座り俯いた体制が続く座りミシンに比べ、肩や腰の痛みは軽減されています。

また、生活雑貨部門では事業に合わせそれぞれ独立したライン構成となっています。

年間通しての生産を希望される場合は専門のミシンオペレーター及び検査員を配置することで、安定した品質を確保できます。

様々なアイテムやデザインに対応できる設備が整っています。

■後工程・まとめ/POST-PROCESS・HAND STITCH

後工程やまとめ作業も、社内でおこなっています。

・シャツ穴(ネムリ)

・各種穴かがり

・カンドメ(カンヌキ)

・釦付け(手付け・機械付け)

・ハトメカン

・ドット釦(モリト・YKK・カジテック)

全て社内で加工しています。

手付け釦やまつり、ループつけなどの技術も全てのオペレーターが有しています。

■検針/NEEDLE DETECTION

オールウィンでは、国内工場・海外工場問わず、針管理を怠ることは一切ありません。

生産過程で針が折れた場合には1mm残らず探し出し、管理ノートへ貼り付け・詳細記入をし、針交換後の在庫の針の本数まで徹底管理をしています。

そして、作業中の商品を検針機に通し、異常がなければ作業再開となります。

縫い上げ後の検針・出荷前検針を必ず行い、安全安心なものづくりを徹底しています。

■プレス仕上げ/PRESS

プレスとは洋服のお化粧です。

せっかく綺麗に縫い上げても、プレスの質が悪いと洋服の印象も悪くなってしまいます。

オールウィンでは中間アイロン台とは別にプレス用アイロン台を8台保有しており、

プレス・出荷のデリバリー業務も行っているため、プレス工場さんにも引けを取らない技術とスピードを有しています。

また、BOXプレス機や人体プレス機の設備もあるため、アイテム・素材に合わせた仕上げが可能です。

■検品・出荷/INSPECTION・DELIVERY

プレス後の1枚1枚丁寧に検品作業をします。

万が一、不良箇所が見つかればすぐに修理をしてA品に格上げしており、

社内全体でB品率の減少を目指しています。

そして出荷日、商品はトロリーにかけ1階へと降ろされ、綺麗なハンガー状態のままお客様の元へと出荷されます。